育児にかける時間が足りない

大事な子どものための時間

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共働きする理由

共働きする理由

女性が結婚後も働く理由には、結婚前の仕事が楽しく辞めたくない、自分が自由に使えるお金が欲しい、ストレス解消などが良く言われています。そのため結婚しても子どもが生まれるまで働く女性が多くいます。また、金銭的には夫と自分の収入があると、家計費を折半し残ったお金はお互い自由に使える、子どもが出来て働けなくなった時に自分のお小遣いのために貯蓄しておく人もいます。その他にも、家事が苦手で専業主婦に向いていない女性や育児に疲れた人が仕事をする事でストレスを軽減する場合があります。
しかし、共働きはメリットだけではありません。デメリットもあります。ではどのようなデメリットがあるのか、主に育児の観点から紹介していきます。

子どもとの関係

結婚後もフルタイムで正社員として働いている女性は、子どもとゆっくり過ごす時間を作る事は難しいです。家に帰ってからも、食事の支度や家事などに追われてしまうためイライラしがちになってしまい、子どもの些細な行動にも怒ってしまう場合があります。また、子どもはよく病気をします。急な発熱や腹痛、インフルエンザや水疱瘡など保育所や学校などに行けない病気になった時には、職場を休まなければなりません。職場によっては、早退や休みが続くと嫌みを言われ、パワハラ的な発言をされる事があります。そのため、真面目で責任感の強い人は自分を責めて体調を壊す場合もあります。
このように、子どもの病気で休む事が難しい場合は、病気回復期に集団保育が困難な子どもを預かってくれる病児保育があります。病児保育はプロが見てくれるので安心して預ける事ができますが、やはり病気中の子どもは心淋しくなるので母親の愛情が大事になります。

出費が増える

共働きをすると家計に余裕ができると思われがちですが、意外と出費が多くなります。子どもがいる場合は保育園や学童保育の費用があります。また、職場に勤めているからにはそれなりに服や身だしなみに気をつけなければいけません。食費も、毎日安い物をチェックしスーパーで買う事が出来ないため、高い物でも買わなければいけません。時間がない人は宅配サービスを利用する人も多いです。家計の中ではやはり子どもにかかる費用が一番多く、仮に無認可保育に預け、延長保育、休日保育をお願いすると出費は通常よりもかなり高くなります。

夫とのコミュニケーション不足

夫婦でお互いの仕事が忙しく残業が続いたりすると、仕事の事で頭がいっぱいになりお互いを気遣う事ができなくなる場合があります。子どもがいる場合は優先順位は子どもになるため、夫のために何かをするという事が難しいです。夫が妻に料理や家事を求めている場合は、夫の要求にきちんと答える事ができず離婚問題に発展する事があります。しかし、お互い家事分担をし、話し合うことでコミュニケーション不足を解消する事が出来ます。

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